パートナーから誰よりも大切にされている・・・
女性なら、そんな実感がほしいはず。
でも、彼が「大切だよ」と伝えるためにしてくれていることが、自分のニーズと合っていないと
「誰よりも大切にされている」という実感が得られないのです。
一体どういうことでしょうか?
例えばこんな夫婦
例えばこんな夫婦がいたとします。
ある男性は、妻にもっといい暮らしをさせたくて、昼夜一生懸命に働いていました。
朝早くから仕事に出かけていき、夜遅くまで仕事をして、日付が変わる頃にやっと帰ってくる・・・。
一方、奥さんは、旦那さんと一緒に夕食を食べたいと思っていました。そして、1日あったいろいろなことを聞いてほしいと思っていました。
けれど、旦那さんが帰ってくるのは日付が変わるころ。
それまで夕飯は待てないし、自分も次の日の仕事を考えると、旦那さんに「おやすみ」と言って眠るのが精一杯・・・。
ある日、奥さんが旦那さんに言いました。
「もうこんな生活限界。もっと、私のことも大切にしてよ・・・!」
旦那さんは言いました。
「何を言っているんだ?こんなに君のことを大切にしている(こんなに君のために働いている)じゃないか!!」
この会話をどう思うでしょうか?
「大切だよ」と伝えるために、何をしていますか?
奥さんがしてほしかったことは、「たまにでいいから、少しだけ早く帰ってきて夕飯を一緒に食べること。そして、話を聞いてほしい。」でした。
旦那さんが奥さんを大切にしようと思ってしていたことは、「妻のために、朝早くから夜遅くまで仕事をすること」でした。
二人とも、お互いを思い合っていますが、すれ違いが起こっています。
もちろん、生活をしていく上でお仕事は欠かせません。旦那さんが頑張っていることも悪いことではないのです。
しかし、自分が「大切だよ」と伝えるためにしていることが、相手のニーズと合っていないためにすれ違いが起こっています。
これらのことは、コミュニケーション不足によって、よく起こりがちです。
自分が大切にされていると実感できるのは、どんな時ですか?
カップルや夫婦は、お互いが「大切にされている」と実感できていれば、関係は長続きします。
そのためには、自分が大切にされていると実感できるのが、どんな時なのか、伝え合うことが必要なのです。
それが出来ていないと、例の夫婦のように、お互いを大切に思っているにも関わらず、喧嘩してしまいます。
それが積み重なっていけば、離婚ということも現実に起こりえるのです。
「察してほしい」というのは、関係が近すぎる故にしてしまう甘えです。
自分が「誰よりも大切にされている」という実感を得るために
「〇〇してくれるとうれしい。〇〇してくれたとき、すごく大切にされていると感じるよ。」
とぜひ伝えてくださいね。
「誰よりも大切にされている」という実感をもって、満たされた日々を過ごしましょう♪
(プリマリタルカウンセラー 工藤道子)
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結婚したいけれど、こんな彼と結婚していいのか不安・・・。
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