旦那さんに相談すると、アドバイスが返ってきてしまう理由

仕事行くの嫌だなぁ…。あの上司も、あの同僚もなんだか苦手…。
でもすぐに辞められる状態じゃないし、なんとかうまくやり過ごせたらいいのになぁ…。
そんな愚痴を旦那さんに聞いて欲しい…。

聞いてほしいだけなのに、なんだかよく分からないうちに、気が付けばしゃべっているのは、自分じゃなくて、旦那さん。
そして、なぜかアドバイスされ、
終いには、
「〇〇だからダメなんじゃないの?もっとこうしてみたら?」
とダメ出しされる結果に…。

ただ聴いてほしいだけだったのに、話していて余計に辛くなっちゃった…
そんなことってないですか?

 

男女の脳の違いがすれ違いを生んでいた!!

実はこれ、男女の脳の違いから、このような会話が生まれています。

決して、旦那さんがあなたをダメ出ししたい訳でもありません。

そして、話を聞こうとしない思いやりのない人間、という訳ではないのです。

 

どのような男女の考え方の違いがあるのでしょうか?

男性は目標達成思考

男性は昔、狩りをしていた頃の遺伝子を引きずっているそうです。

狩りをしている間に会話をしていたら、獲物に逃げられてしまいます。

そのため、男性は必要最低限の会話しか話さなくなりました。そして、目的・問題を解決する

ための脳になったのです。

女性は共感脳、感受性が強い

一方で、女性はいつ獲物に襲われるか分からないため、声を出し合って常にお互いの存在を確認し合っていたそうです。会話すること自体が目的だったともとれます。

そして、料理や子育てをするうえで、コミュニティの中の協調性が大切だったので、人の表情を読み取ることに優れ、感受性が高くなっていきました。

相談をされた男性は問題を解決しようとする

奥さんにとっては、ただの聞いてほしい愚痴でも、「相談された」と感じれば、「問題を解決しなくてはならない」と脳が判断してしまうのです。

 

極端な回答になると、

奥さん「仕事嫌だな~」

旦那さん「じゃあやめれば?」

という会話もあり得てしまうわけです。

会話の目的を男性に伝えよう

アドバイスが欲しいのではなく、ただ話を聴いて欲しいだけのときは、「話を聴いて欲しい」ことと、「アドバイスはいらない」ことを伝えましょう

 

自分の為すべき行動が「ただ奥さんの話をアドバイスをせずに聴くこと」だと旦那さんが理解してくれれば、そのように行動してくれる筈です。


甘えるようにお願いしよう

「ちょっと仕事で疲れちゃって、愚痴なんだけど聴いてほしいな。○○さんに聴いてもらえるだけで楽になるから、アドバイスはしないで、『うんうん』って聴いてね」

など、ちょっと甘えるようにお願いするのがポイントです。

ただ、必要最低限の会話しかしてこなかった男性は、女性の流れるような話を聴くのが大変苦痛だそうです。

たくさん聴いてほしい気持ちはあると思いますが、なるべく論理的に簡潔に話すほうが、男性は聴いてくれやすいそうです。

どんなボールを投げるのか、いま投げてもいいタイミングなのか、確認してからボールを投げると、きっと素敵なキャッチャーになってくれますよ^^♪

二人がより素敵なパートナシップを築くために

男女がすれ違う要因は、脳の構造だけでなく、ホルモンのバランス、育った家庭環境や、その時代のブーム、昔からの役割分担の意識…。

たくさんたくさんあります。

 

しかし、それらを理解することで、二人が仲良しでいられるコミュニケーションを取り続けることは可能です。

違う二人だからこそ、お互いを尊重し合って、補い合って、他にはない濃密で深い関係性、
パートナシップを築くことが出来るようになります。

 

お互いの違いを理解し合いながら、関係性を深めていけると良いですね♡

 

(プリマリタルカウンセラー 工藤道子)

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